皐月賞回顧2018
こんにちは！ビート北島です。
やっと時間が出来て回顧が出来ます。
終わりましたね、皐月賞（泣）
戸崎圭太JKの見事なポジション取りによって突き放しての強い競馬でした。
個人的な馬券はボロッボロの結果でしたが、色々と思わせられるレースになりそうです。
ではそんな皐月賞、北島なりに回顧してみたいと思います。
本日のメニューは以下の通り
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展開の振り返り
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各馬の力量評価
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日本ダービー、NHKMCに向けての出走馬の評価
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北島のうじうじ言い訳コーナー
の４点です！ では、宜しくおねがいします(*´ω｀*)
展開の振り返り
さて、今回の皐月賞の結果に大きく影響させている「展開」
これを抜きに回顧は出来ないでしょう。
今回においては位置取り云々よりペースが全てと北島は考えました。
位置取りだけで言えば各馬ほぼ基本予想された通り。
出遅れたジャンダルムと、グイグイ逃げなかったエポカドーロ位でしょうか。
そして結局最後尾に居た有力馬は掲示板までは届いています。
結局今回の明暗を分けたのはペースでしたね。
今回の流れを一言で言うとハイペース、スローペースと言う言葉で解決しません
これを北島は「分断ペース」と呼びます。
前3頭の流れは間違いなく激ハイペース。
しかし、第二集団の先頭、エポカドーロを起点として考えるとスローペースでありました。
スプリングS同様、エポカドーロとしては番手をつけて自分なりのペース。
勝ち馬が楽に逃げれる展開であったのは間違い無いでしょう。
しかし前3頭の激ペースが結局のところ今WINSや競馬場での人気馬騎手への怒号に繋がりました（笑）
後ろで控える有力馬が多い展開では非常に起こりやすい
「てめえら何やってんだ！！さっさと前捕まえろ！」
現象です（笑）
皆さんもTVに向かって、現地で、心の中で、1度は叫んだ事があるでしょう。
今回僕は大絶叫した人間の一人です（）
と、それはさておきこの分断ペース
後から言われりゃ、今回は起こり得る条件がかなり揃いすぎていました。
- 逃げ確定馬が存在する
- 有力馬の能力比で差し馬が圧倒的
- 馬場状況、天候状況のバッドコンディション
- 能力均衡
この４つは読みやすい「やっぱそうなるよね」
と、言う様なガチガチの人気馬が勝利する展開
もしくは、
人気馬騎手への怒号の飛ぶ展開のどちらかに非常になりやすい条件です。
ちなみに僕は今回「やっぱそうなるよね」派でした。
ここで敏感に
「前パターンだ！ジョッキー達は絶対やらかす！」
と読めた方々は少なくともエポカドーロ、サンリヴァルをしっかり抑えれたはずです。
お見事！
前走、前で競馬して圧倒的なパフォーマンスで粘り込んだこの２頭は前展開、分断ペースを読むなら絶対消してはいけない２頭でしたね。
今回明らかに入着馬の人気、オッズ的にも
僕も同じくですが、大半の方々が盲点だったのは
「天気が悪いからスローになる？ 逃げ馬居るからハイになる？」
「戸崎が叩いてエポカドーロを逃がす？いやいや、実際逃げてもペースあの２頭は落ち着くんだって」
と、ハイorスローと言う２択に意識が行きがちな展開予想が招いた部分だと思います。
今回の皐月賞で、レース展開には「ハイペース、スローペース、分断ペース」
が存在すると改めて認識させられる事になりましたね…。
今後の為にも忘れないでおいたほうが良さそうです…。
優勝馬、出走馬の力量評価
まずはじめに。 今回の皐月賞は
「クソレース」「低レベル」
と言うセリフがつきますがそうでは無いと考えます。
確かにフロッグを生み出しやすいこの分断の展開ですがエポカドーロを始め、前に付けた数等は圧倒的に強かったと書き出しておきます。
まぁ、中山において。 ですが。
では優勝馬から入着順に、あと人気馬の評価、目立った馬のぱっと見た感じを書いてみます。
１着 エポカドーロ
展開、位置取り、馬場状況、確かに全てが味方になったのは間違いないでしょう。
しかし、スプリングSで感じた違和感は今回で皆さんも確信に変わったと思います。
やっぱ強かったんだぁ～と漏らした方々をTwitterのタイムラインでもお見受けしました。
今回の展開はケチがついてしまいましたが個人的にパフォーマンスはスプリングSの方が圧倒的に凄みを感じました。 改めて見直しても相当タフな競馬をしています。
競馬の展開もエポカドーロ自身は前走と同じような位置取りで競馬出来たのも大きかったかもしれませんね。
故にステルヴィオ以上であるのは何も不思議ではなく、一切ケチの付き様の無い完全勝利でした。
２着サンリヴァル
展開的にこの馬も５-５-５-５とエポカドーロについて行っての競馬。
この馬もエポカドーロ同様、ステップレースで「逃げのしぶとさ」を見せつけられた一頭でした。
前走は明らかに叩き仕上げ、余裕残し、そして本番は－12キロという結果的に究極仕上げでやってきました。
前走重そうにドッタンバッタンしながらもジャンダルムと3着争いをやった能力は伊達では無かったようです。
同じくこの馬も故にフロッグではなく、皐月賞時点で既にジャンダルム以上だった可能性がありますね。 この展開なら当然の結果だったでしょう。
サンリヴァルは買えねえよｗｗｗと言う声をちょくちょく聞きました。
弥生賞、叩き仕上げと思いながら見直しておいでよ。
3着ジェネラーレウーノ
この馬は話題になってますね。 僕が書くまでもなく。
特筆するのはあのアイトーンの逃げに真っ向から勝負して通過は2-2-2-2
直線向くまで2番手で激ペースを引っ張ってきました。
が、驚くのはその後。
1番手、3番手のジュンヴァルロがズルズルと後退していく中でしぶとく残り、
最後ぶっ飛んできたステルヴィオを抑えての3着。
うーん。底が知れませんねぇ。 強い。
一番厳しい競馬をしたのは結果的にこの馬でした。
遅咲きのスクリーンヒーロー産駒で3歳春でここまでのパフォーマンス。
うーん。無視はできんでしょう。しかし本格化は秋以降と見ます。
陣営には是非大事に使って欲しいですね。
4着ステルヴィオ
僕の本命。（笑） ルメール何やってんだバーーーカ！！
と言いたい所ですがまあ、真面目に考察です。
強かった！強かったよね？？ いや、絶対強かったよ。
結果的に展開に泣かされたのはここからの以下3頭のみです。
後方集団から一気と決め手で追い上げたんですがから一応能力的には一番強かったであろう部分は示してくれました。
納得は行きませんが納得の行く強さではありました（笑）
うーん。中山の2000はギリギリでしょうか。
能力減しない限界の距離みたいですね。 ダービー。。。
やはり東京マイルでの圧倒的なパフォーマンスを期待したくなります。
5着キタノコマンドール
最後の絶望に打ちひしがれていた直線、驚きと笑いを届けてくれたのはこの馬でした。
誰もが思ったでしょう「お前が一緒に来るんかい！ｗ」
先着したステルヴィオと同じくしてぶっ飛んできましたがこいつは通った所が違う。
位置も後ろでした。そして見事な大外ぶんまわし。
今後のパフォーマンスに期待せざるをえない見事な豪脚でした。
尚更ダービーで楽しみな馬ですね。
最も次回に向けて凄みのあるパフォーマンスをしたのはこの馬です。
6着グレイル
さぁ、俺の秘密兵器だったグレイルです。
結果的にペースに泣かされたこの馬も期待していた脚と能力を見せてくれました。
ただ一瞬ですが上の2頭に置いていかれる反応の遅さはやはり対抗、▲までとしたのは正解だったでしょうか。
馬場の渋ったこの状況で他の差し馬はもっと晴れの良馬場ならいい脚使います。
よーいどんと言うよりはゴールドシップタイプなのかもしれませんね。
勝つときにはぶった切るような激しいパフォーマンスが想像つきます。
7着ワグネリアン、9着ジャンダルム
ワグネリアンはもうね（笑）
いっくん（笑）
って評価でいいですか？ｗ
真面目に書いてもやっぱり一枚落ちてたようです。
着順上位3頭を無かった事にしても4着だったでしょう。
ダービーでもキタノコマンドールには先着されると思います。
ジャンダルムにおいては競馬出来てませんね。
確かに善戦してもどうかという面はありますがこの馬に関しては可哀想でした。
展開に泣かされたうんぬんの問題では無さそうです。
距離短縮で真のポテンシャルを期待します。
化けの皮が剥がれたなシリーズ
タイムフライヤー、オウケンムーンは明らかな過剰人気でしたね。
まさしくメッキが剥がれた感じです。
今後大きいレースで信用するのは怖いと思います。
北島の言い訳コーナー
と、まぁ、長くなりました！（笑）
日本ダービーに向けての各場評価記事は別記事で後日また書こうと思います！
何にせよ、特殊な展開でコテンパンにやられた北島ですが外した時の言い訳コーナーです（笑）
このコーナーできるだけ少なくしたいもんですね！
独り言のように書いていきます
「展開があれじゃなけりゃ上3頭消して皐月賞の記事読んでみ？？？？俺すげくね？？？」
「俺が戸崎買わなかったから戸崎が来ました」
「実力だけで印付けて買い目出しただけなら大正解やろ！俺強い馬見抜けてるやん！」
ふぅ…。 たられば言ったって分断ペース読めなかった俺がわりぃんだ。(*´ω｀*)
もっと色んな展開読みまくりましょうね。
って訳で皐月賞の回顧でした！
最後に、リアルタイムな日常は僕のTwitterからどうぞ。
